【わかりやすい】働き方改革とは?概要と目的・取り組みの背景

2019年 10月 16日

「働き方改革」という言葉を最近よく耳にします。2019年4月からその関連法が思考され、現在は日本社会全体の重要な経営課題とされています。

しかし、「耳にはするけど実際にどのようなものかわからない」や「自分たちの生活にどうかかわるの?」といった声も多く聞きます。

そこで今回は、働き方改革の中身から、なぜ取り組まれているのかの背景までわかりやすくご紹介します!

 

働き方改革の概要

働き方改革とは、『*一億総活躍社会実現』に向けて、これまでの日本企業の労働環境を大幅に見直し改善する取り組みのことを言います。

近年日本では、長時間労働の常態化やそれによる過労死、正規労働者と非正規労働者の格差など、働き方に関する問題が多数存在し、しかも当たり前になています。それらを問題ととらえ、変えていく動きが働き方改革です。

 

【解説】一億総活躍社会とは

少子高齢化が進む中で、50年後も人口1億人を維持し、職場・家庭・地域で誰しもが活躍できる社会のこと。

 

働き方改革の目的

働き方改革を行う目的は、「一人ひとりの意思や能力、事情に応じて多様で柔軟な働き方を自分で選択できる社会」作る事で、「労働者にとっての働きやすさ」を実現していくことにあります。

また個人の働きやすさを追求していくことで、

  • 国は、労働者の増加に伴う税収増が見込める
  • 企業は、労働力の確保と生産性向上が見込める

といったように雇用側から国までメリットを見込める施策となっています。

働く人が気持ちよく働くことで、社会がよりよい方向に向かっていくということです。

 

働き方改革の理由

働き方改革の必要性が説かれている背景には、日本社会の課題の存在があります。ここでは主な2つをご紹介します。

 

少子高齢化による労働人口の減少

出典:厚生労働省

労働力になるとされている人口(15歳から65歳)が、1995年から減少傾向にありこのままいくと日本は深刻な労働力不足に陥るというデータがあります。

さらに今後少子高齢化が進むにつれて、労働人口の世代の人々が育児や介護などで職場を離れてしまう可能性もあります。

社会の発展には労働力の確保が不可欠です。早急に取り組まなければならない課題の一つとされています。

 

長時間労働と過労死の問題

出典:公益財団法人日本生産性本部

近頃よく耳にする「過労死」の問題。長時間労働を強制され、休む日も得られずにそのまま亡くなってしまう痛ましい事故です。

こちらにも日本の悪しき慣習が関わっています。日本は昔から、会社のために長くそして根気強く働くことが美徳とされていました。その結果が、現在の過労死に繋がってしまっています。

世界的に見ても、日本の長時間就労者の割合は多くなっています。

昔はよかったではなく、この現状を変える必要性が強く説かれています。

 

働き方改革の施策

上記の課題を受けて、働きかた改革では主に3つの施策を行っています。

 

 

働き方改革施策①:長時間労働問題の解消

 

労働者の働きやすさを考えた場合に、まず改善しなくてはならないのが「長時間労働問題」です。これを解消しない限り、過労死などの痛ましい事件はなくなりません。

そのため、今回の労働基準法の改正からこれまで見逃されていた、時間外労働に規制を設けるようになりました。

具体的な取り組みとしては

  • 時間外労働の上限を規制
  • 勤務間インターバル制度導入のための環境を整備する。
  • 労働者の働き安い職場環境の整備

などがあります。

 

 

働き方改革施策②:正規・非正規の格差是正

 

こちらも長年言われている問題ですが、正規雇用者と非正規雇用者の格差の問題です。非正規雇用者の賃金は、正社員の約6割ほどにとどまっているなど日本の格差は激しいといえます。(欧州では8割ほどの国が多いです。)

労働者全体の4割を占めている非正規雇用者の待遇を改善しない限り、働き方改革とは言えませんし、非正規雇用者の労働意欲低下は日本社会全体の衰退にもつながってしまいます。

その取り組みとして、*同一労働同一賃金 という目標が掲げられています。

働き方改革によって、雇用形態に縛られず働けるようになり日本社会の発展につながっていきます。

 

【解説】同一労働同一賃金

同じ労働に従事する労働者にはその雇用形態にかかわらず同じ賃金を支給するという考え方です。
今までも、この考えはありましたが2020年4月から法が施行されることになっています。

 

 

働き方改革施策③:高齢者の積極的雇用

 

労働力が減少していくと考えられている未来において、労働力となりうるのは高齢者です。現状働いている高齢者(65歳以上)は、全体の2割ほどにとどまっています。

日本でも昔からこの問題に対して「定年年齢の引き上げ」など取り組んできましたが、働き方改革によってさらに力を入れていくことになります。

具体的な取り組みとしては

  • 継続雇用の延長
  • 定年延長の支援
  • 再就職受け入れ支援

などがあります。

 

働き方改革 まとめ

働き方改革は、個人の働く環境の整備はもちろんですが日本の今後を見据えた大事な施策です。

今一度、自身の働く環境を見直すことが大事だと考えられます。

ぜひ一度周りの皆さんと話し合ってみてはいかがでしょうか。

 


みんなの貸会議室は、福岡(博多)天神駅徒歩2分の貸会議室・レンタルスペースです。
24時間利用可能。プロジェクターなどの備品は全て無料で、1時間1,620円からご利用できます。

みんなの貸会議室のスペース一覧はこちら>


福岡・博多・天神エリアで場所を借りるなら「みんなの貸し会議室」

みんなの貸会議室は、福岡・博多・天神エリアにある貸会議室・レンタルスペースです。

プロジェクターやホワイトボード、WiFiなどの設備・備品は全て無料でサービス。

会議や打ち合わせにぴったりの小規模な部屋から、研修やセミナーに大活躍の大規模な部屋まで、様々なお部屋をご用意しています。

詳しくはスペース一覧をご覧ください。

みんなの貸会議室のスペース一覧はこちら>