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OJTとOFF-JTの違いは?メリット・デメリットを合わせて解説

こんにちは。福岡の天神、博多、沖縄の那覇、名古屋など全国の貸し会議室・レンタルスペースを運営しているみんなの貸会議室です。

人材育成について調べているとOJTとOff-JTの2種類の単語を聞いたことがありませんか?
これはそれぞれ育成方法のことを指しており、それぞれに特徴や長短があります。
今回は、そんな育成方法、OJTとOff-JTの2種類について解説していきます。

会社において根幹の部分である、人材育成を効果的にするためにもぜひ参考にしてください!
会社における最適な育成方法を見出しましょう。

目次

OJTとOff-JTの違い

OJTとOff-JTの違いを簡単に表現すると
「実務の中で行われるか、実務外で行われるか」です。

OJTは実務上の研修であり、Off-JTは実務外の研修のことを指しており
OJTは「習うより慣れろ」Off-JTは「やる前に習う」という簡単なイメージを持つと覚えやすいでしょう。

下記でそれぞれを詳しく解説していきます。

OJTとは?

OJTは「On the Job Training」の頭文字をとった略称のことで
日本語では「職業内訓練」と訳されます。
職場の中で実務を通じて、その都度必要な知識やスキルを学んでいく手法です。

OJTでは上司や先輩が指導員として付き、通常業務に勤めながら教育していくことが一般的になっており
実践と振り返りのサイクルを早く回せるため、成長しやすく即戦力を育てることができます。

OJTのメリット

OJTを活用する際には、その効果を最大限に発揮するためにもそのメリットとデメリットを把握しておくことが必要です。
まずはOJTのメリットをご紹介します。

【OJTメリット①】実践的なスキルを学べる

OJTはOff-JTと違い、実際の業務環境の中で行われます。
そのため教えられる側はやりながら覚えることができるため、業務に落とし込みやすい実践的なスキルを学ぶことができます。
また上司や先輩などの指導員がつくことで、疑問もその場で解決でき短期間での成長に繋がります。

【OJTのメリット②】人間関係を構築できる

OJTは社内の人間関係構築にも役立ちます。
上司や先輩が指導員としてつくので、指導される側はそういった人たちとのコミュニケーションを通じて人間関係を作ることができます。
人間関係が構築されていることは離職率の低下から会社の成果にまでつながってくるのでうまく活用していきましょう。

【OJTのメリット③】個々に合った成長計画を立てられる

OJTは一定のカリキュラムにそって計画的に行われますが、その中でも個人個人で進行度に差が出る場合があります。
その時は個人に合わせて計画を前倒しにする、遅らせるなどしてその人に合わせた成長計画に変更することが可能です。

OJTのデメリット

次はOJTのデメリットをご紹介します。

【OJTのデメリット①】指導能力によって効果に幅が出る

OJTは上司や先輩に指導役を任せ、教育がその人に一任されます。
そのため指導役の能力によっては指導される側の能力が大きく伸びたり、逆にまったく伸びなかったりと大きな差が産まれてしまうかもしれません。
OJTを採用される場合はそのギャップをいかに埋め、全体が成長していく環境を作っていくことが大事です。

【OJTのデメリット②】体系的な指導が難しい

OJTは指導役に任せる都合上、全く同じ内容を指導することが難しくなっています。
そのため社員全体に対してマナーや知識などの周知や教育をしたい場合は、OJTには不向きと言えるでしょう。

【OJTのデメリット③】新人が放置されてしまう危険性

OJTを導入初期に起こりがちなことですが、指導体制が整っていない状態だと指導側が放棄するなどうまく機能しないことがあります。
現場を確認して、常にフォローしていく必要があるでしょう。

OJT導入に適している業務・適していない業務

実はOJTにはその導入に向いている業務と向いていない業務があります。
導入に失敗するとコストだけがかかってしまうこともあるので、ぜひ参考にしてください。

OJTに向いている業務

OJTに向いている業務は、確立したルールがあり突発的な案件が発生しにくい業務です。
この場合は指導能力にも差が出にくいため、誰でも教えられるようなマニュアルを作っておけば一定の効果を見込めるでしょう。

OJTに向いていない業務

OJTに向いていない業務は、毎回プロジェクトの進め方や求められる知識が変わり、イレギュラーが起きやすい業務です。
この場合、毎回指導する必要があるので指導者と新人の両方に負担が大きく、知識の漏れが起きやすくなります。
OJTを導入する際は、その業務がどちらにあたるのか吟味することが大切です。

Off-JTとは?

Off-JTは「Off the Job Training」の頭文字をとった略称のことで
日本語では「職業外訓練」と訳されます。
職場を離れた場所で、研修などを行い必要な知識やスキルを学ぶ手法です。

Off-JTでは、少数の受講者に対して大勢が話を聞く授業形式で行われる形式が多く
ビジネスに必要なスキルやマナー、専門知識などを集中的に学ぶことができるため多くのことを一回で学ぶことができます。

Off-JTのメリット

次にOff-JTのメリットをご紹介します。

【Off-JTのメリット①】体系的に学ぶことができる

Off-JTは座学・集合研修で一斉に指導することができるため、カリキュラムに沿ってまんべんなく学ぶことができます。
そのため、社内のマナー研修や最低限のスキル研修などにおすすめです。
また講師として専門家を招くなどをすれば専門的な知識が身につくことも考えられるので、自社ではカバーしきれない知識やスキルを学ぶ場所として利用するのも良いでしょう。

Off-JTの研修例

  • 社会人マナー研修
  • ロジカルシンキング研修
  • 情報セキュリティ研修

【Off-JTのメリット②】指導側のリソースを少なくできる

OJTの1対1形式と違いOff-JTは少人数対大人数の形で行われるので、指導側のリソースを減らすことができます。
そのためOff-JTを行っている際は通常業務などに支障が出る可能性も少ないといえるでしょう。

Off-JTのデメリット

最後にOff-JTのデメリットをご紹介します。

【Off-JTのデメリット①】実践性に欠ける

Off-JTのデメリットは、得た知識・スキルをすぐに使う機会が無いことです。
つまり実践性に欠けているため、学んだことが身につきにくいことが予想されます。
Off-JTで研修を行った後は実践の場を設けると良いでしょう。

【Off-JTのデメリット②】場所代など別途コストがかかる

Off-JTを行う際は、規模が大きいものであるほど場所の確保などの別途コストが発生します。
そういったコスト面も考え、Off-JTで行う必要が本当にあるのか判断していく必要があります。

【早見表】OJTとOff-JTの特徴の違い

項目OJTOff-JT
学習内容実践的で業務に活かせる
即効性が高い
体系的な学習が可能
業務への即効性は低い
コスト1対1のため、コストが高い1対多のため、コストは低い
場所代などはかかる
留意点指導能力によって効果に差が出る
新人が放置されてしまう可能性がある
実践性に欠ける

OJTとOff-JTは組み合わせて使う

ここまでOJTとOff-JTについてご紹介しましたが、どちらかを選ぶのではなく両方を組み合わせることが大切です。
OJTだけでは補いきれない知識をOff-JTで補い、Off-JTでは不十分な実践性をOJT で補うということを意識すればそれぞれのメリットを取って非常に効果的な人材育成ができるでしょう。

ぜひプランを考えていく中でこの2つの要素も取り入れてみてください。

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最後に、私たちみんなの貸会議室をご紹介させてください。

みんなの貸会議室は、24時間ご利用いただける、福岡は博多エリア、天神駅徒歩2分の貸し会議室・レンタルスペースです。
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