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オンライン株主総会は貸会議室で安心開催!必要な設備と準備をチェック

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中小企業でも注目が集まる「オンライン株主総会」。遠方の株主も参加しやすく、柔軟な運営が可能ですが、配信環境や進行の準備には不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
そんなときに活用したいのが「貸会議室」。

安定したネット環境や設備が整っており、安心してオンライン総会を開催できます。
この記事では、オンライン株主総会の開催準備から、貸会議室の選び方、成功事例までわかりやすくご紹介します。

目次

オンライン株主総会とは?基本的な種類と注意点

「オンライン株主総会って、そもそもどんなもの?」「法律的に問題ないの?」
そんな疑問をお持ちの方のために、このセクションではオンライン株主総会の基本的な形態と、それぞれの違い・注意点をやさしく解説していきます。
これから導入を検討する方に向けて、必要最低限のポイントをわかりやすくまとめました。

オンライン株主総会ってどんなもの?

オンライン株主総会とは、従来の「株主が会場に集まるスタイル」に代わって、インターネットを通じて開催される株主総会のことです。
感染症対策として一気に広まりましたが、今では「遠方の株主も参加しやすい」「コストを抑えられる」といったメリットから、小規模な企業にも導入が進んでいます。
一方で、運営にあたっては法律やシステム面の注意点もあるため、準備はしっかりしておく必要があります。

株主総会の3つの開催形式

オンライン株主総会には、以下の3つの開催スタイルがあります:

形式特徴
出席型ハイブリッド型現地とオンラインの両方から参加可能
参加型ハイブリッド型オンラインでも質問や議決権行使が可能
バーチャルオンリー型すべての株主がオンラインのみで参加(要定款変更)

小規模企業では、「出席型」または「参加型」が一般的で、会場に最低限のスタッフと進行役を配置しつつ、他の株主はオンラインで参加します。

法的な要件と注意点もチェック

オンライン株主総会を実施するには、会社法に基づいた手続きや定款の確認が必要です。
特にバーチャルオンリー型は、事前に定款でその旨を定める必要があるため、会社法第298条の内容や、経済産業省・法務省のガイドラインを参照しましょう。
また、通信障害や参加者トラブルに備えて、緊急連絡手段や録画記録の用意もおすすめです。

貸会議室を活用するメリットと選び方|オンライン株主総会の安心会場づくり

オンライン株主総会を円滑に進めるには、配信環境が整っていて、周囲が静かな会場が必要です。
そんなときに役立つのが「貸会議室」。本格的な設備とアクセスの良さを兼ね備えた空間は、オンライン開催にぴったりなんです。
このセクションでは、貸会議室を選ぶメリットと、失敗しない選び方のコツをご紹介します。

貸会議室の利点:設備も立地も“ちょうどいい”

貸会議室は、ビジネス利用を想定して設計されているため、以下のようなメリットがあります:

  • プロジェクターやモニター、マイクなどの設備が整っている
  • 駅から徒歩5分圏内など、アクセスが良好
  • 防音・空調など、静かで集中できる環境

自社に会議スペースがない、または回線や設備に不安がある場合も、貸会議室なら“今すぐ使える環境”が整っています。

会場選定のチェックポイント3つ

オンライン株主総会用の会場として貸会議室を選ぶ際は、次のような点をチェックしましょう:

  1. インターネット回線の安定性:有線LANが使えるか、Wi-Fiだけで足りるか確認
  2. 配信機材の持ち込み可否:三脚やカメラ、照明の設置スペースがあるかどうか
  3. 静音性と外部音の影響:騒音のない場所か、建物内の他テナントの音は問題ないか

特に「録画・録音が必要な場合」や「株主とのやり取りが発生する形式」の場合は、落ち着いて話せる環境が大切です。

オンライン配信に適した貸会議室の特徴

理想的な会場の条件は以下のとおりです:

  • 照明が明るく、映像映えする室内
  • 天井高があり、声が通りやすい空間
  • 複数カメラ・配信機材の設置が可能なスペースレイアウト

最近では、**「配信専用ブース」や「Web会議対応」**をうたう貸会議室も増えてきています。
迷ったら、設備付きの「みんなの貸し会議室」や「TKP」などの大手ブランドをチェックすると安心です。

必要な機材と通信環境をきちんと整えることが成功の鍵

オンライン株主総会で最もトラブルになりやすいのが、「映像が映らない」「音声が届かない」といった配信まわりの問題です。
でも、しっかりと機材を整え、通信環境を確認しておけば安心。
このセクションでは、最低限必要な配信機材と、スムーズな通信環境づくりのポイントをお伝えします。

映像・音声まわりの基本セット

まず、オンライン株主総会に必要な機材は以下のとおりです:

種類機材例ポイント
カメラWebカメラ/ビデオカメラ画質は1080p以上、広角タイプが理想
音声USBマイク/ピンマイクハウリング防止、ノイズカット機能ありが◎
映像出力HDMI対応ノートPCスライド・資料の表示用
その他三脚・照明・配線延長コード等設置の自由度を高めるアイテム

特に音声は「聞き取りやすさ」が大切。安価なマイクよりも、クリアに拾える中級機材を使うと印象がよくなります。

安定した通信環境の確保が最重要

いくら機材がそろっていても、ネット回線が不安定では配信になりません。
以下を満たす環境がベストです:

  • 有線LAN接続が可能な会場を選ぶ(Wi-Fiだけだと不安定になる可能性あり)
  • 通信速度は上り/下りともに最低10Mbps以上(理想は20Mbps以上)
  • 配信中は、不要なネット接続をオフにして帯域を確保する

会場が提供するインターネット回線については、事前にスピードテストしておくのがおすすめです。

トラブル対策と“保険”の用意も忘れずに

ライブ配信では、何かしらのハプニングはつきもの。
以下のようなバックアップを準備しておくと安心です:

  • 予備のノートPC・マイク・充電器などを用意
  • 配信を録画し、後日公開できるように準備
  • トラブル発生時の対応担当者を決めておく

「万が一」に備えた段取りをしておくことで、当日も落ち着いて対応できます。

招集通知と事前準備のポイント|“わかりやすく丁寧に”が信頼に

オンライン株主総会では、リアルな場と違って「場所が見えない」「空気がつかみにくい」分、事前準備と案内の丁寧さがとても重要です。
このセクションでは、招集通知の内容や資料配布、事前サポートで失敗しないためのポイントをまとめました。

招集通知に入れるべき情報はコレ!

オンライン開催で必ず明記したいのが、「視聴方法」や「参加方法の流れ」。以下の情報を整理して伝えましょう:

  • 総会の日時・所要時間の目安
  • 使用する配信ツール(Zoom、Teamsなど)
  • ログインURL・ID・パスワード
  • 発言・質問・議決の方法
  • 配布資料のダウンロードURLや郵送案内

文字情報だけでは伝わりづらい場合は、図解入りのPDFや動画説明をつけるのも効果的です。

資料配布は電子でも紙でも対応を

最近は、PDFやオンライン共有フォルダ(Google Drive、Dropboxなど)を使ったペーパーレス化が主流ですが、
「紙の資料を好む」「印刷環境がない」株主もいるため、希望者には郵送対応をするのが親切です。
資料にはページ番号をつけたり、発言・議決のポイントをマーカー付きで案内したりすると、オンラインでもスムーズに進行できます。

株主へのフォローアップ体制も整えておく

「初めてオンラインで参加する」「Zoomを使ったことがない」という株主がいることを想定し、もおすすめです。
具体的には:

  • 開催前に「接続確認日」を設ける
  • メール・電話で質問を受け付けるサポート窓口を開設
  • よくある質問をまとめた案内を事前送付

小さなサポートが、株主の安心感や企業への信頼につながります。

当日の進行と司会進行の工夫|“聞きやすく、わかりやすく、滞りなく”がカギ

オンライン株主総会当日は、スムーズな進行と参加者への配慮が欠かせません。
リアルと違って“空気が読みづらい”場面も多いため、進行役や司会者の一言ひとことが大切な橋渡しになります。
ここでは、スムーズな進行を叶える工夫と、実際に使えるナビゲーションのコツをご紹介します。

スムーズな進行のための「台本」づくり

司会進行の役割は、単に話を回すだけではなく、全体の流れを整え、安心して参加できる空気を作ることです。
そのためには、事前に台本(進行台)を用意しておくのがおすすめ。

たとえば:

  1. 開会の挨拶:「本日はご参加いただきありがとうございます。定刻となりましたので、株主総会を開始いたします。」
  2. 議題ごとの説明タイミングと所要時間
  3. 質疑応答の入れ方:「質問のある方は、挙手機能またはチャットをご利用ください」
  4. 議決の案内:「表示されているボタンから、賛否を選択してください」

読み上げやすい言葉で構成することが、落ち着いた進行につながります。

質疑応答のタイミングと受け方にも配慮を

オンラインでは、質問が飛びにくいことが多いため、司会者が質問をうながす一言が有効です。

たとえば:

  • 「この内容について、何かご質問やご意見のある方はいらっしゃいますか?」
  • 「ご不明な点は、チャット欄でもお気軽にどうぞ」

また、質問の読み上げや回答は簡潔にまとめてあげると、聞き手の理解も深まります。

“画面越し”でも伝わる雰囲気づくり

緊張感が高まりがちな株主総会。けれど、司会者の声のトーン・間の取り方・表情ひとつで雰囲気は大きく変わります。
進行中はゆっくりとしたテンポを意識し、表情は穏やかに。
画面越しでも「安心して聞けるな」と思ってもらえるよう、落ち着きと親しみのバランスを意識しましょう。

議決権行使と議事録の作成|オンラインならではの手順と注意点

株主総会といえば、参加だけでなく「議決」が重要なポイント。
オンライン開催の場合、どうやって議決権を行使してもらうか、そしてその結果をどう記録に残すかが、法的にも実務的にも大切になります。
このセクションでは、オンライン特有の議決手段と、議事録作成のポイントを解説します。

電子的な議決権行使の方法とは?

オンライン株主総会では、以下のような形で議決権の行使が可能です:

  1. 事前に郵送またはWebフォームでの投票を受け付ける
  2. 当日のオンライン画面上で“賛成・反対”のボタンを設置
  3. チャット機能や挙手機能を利用して意志表示を受ける

もっとも一般的なのは、ZoomやTeamsで「賛成する方は挙手をお願いします」と呼びかけたり、チャットに「賛成」や「反対」と入力してもらう方法です。
必要に応じて、**外部ツール(slido、Googleフォームなど)**と組み合わせるのも便利です。

議決内容の集計と記録方法

投票結果は、次のような流れで処理するのが一般的です:

  • Zoomの挙手機能やチャットをスクリーンショットで保存
  • Googleフォームなどの投票ログをダウンロード
  • スタッフが口頭で確認し、記録係がログに残す

どの方法を取っても、「誰が、どの議案に、どう意思表示したか」がわかるように記録することが大切です。
そのため、司会者と記録者が連携しながらリアルタイムで集計・記録していくと安心です。

議事録は“証拠”としての価値を意識して

株主総会の議事録は、**万が一のトラブル時にも対応できる“証拠書類”**となります。
記載すべき主な項目は次のとおりです:

  • 開催日時・方法(オンラインであることを明記)
  • 出席株主の人数と議決権の数
  • 各議案の説明・質問・賛否の内容
  • 議決の結果とその確認方法(挙手・チャットなど)

また、録画データがある場合は、「記録は保存済」と明記しておくことで、後からの確認もスムーズになります。

セキュリティとプライバシーの確保|信頼されるオンライン株主総会のために

オンラインで株主総会を開催する場合、便利さの一方で「情報漏えい」や「不正アクセス」といったリスクにも注意が必要です。
特に株主の個人情報や会社の重要事項がやり取りされる場面では、セキュリティ対策が“企業の信頼”そのものを左右します。
このセクションでは、必要なセキュリティ対策とプライバシー保護の基本を解説します。

情報漏洩を防ぐための基本対策

オンライン開催では、次のような情報セキュリティ対策が必須です:

  • 会議用URL・ID・パスワードは株主のみに送付し、公開しない
  • ZoomやTeamsは待機室機能やパスコード付きミーティングを活用する
  • 主催者側PCはウイルス対策ソフトを最新の状態に更新
  • 公共Wi-Fiではなく、安全な回線(有線推奨)を使用

特に、“誰でも入れてしまう状態”は避けることが大前提。関係者以外の視聴を遮断するための準備を徹底しましょう。

株主のプライバシーをどう守る?

参加者の名前や顔が画面に映る場合、プライバシーに配慮した設定が求められます。たとえば:

  • 名前の表示を「株主番号」など匿名的な形式にする
  • カメラのオン/オフは任意にし、原則オフでも参加可能にする
  • 録画する場合は事前に許可を得る、または録画対象者を限定する

配信前に「参加者への注意事項」としてアナウンスしておくと、トラブルの防止になります。

システム面のセキュリティチェックも忘れずに

もし外部の配信業者を利用する場合は、次のような確認をしておくと安心です:

  • 使用する配信プラットフォームのセキュリティ認証(例:ISO、SOC2)
  • サーバーが国内にあるか(個人情報保護の観点)
  • 録画データやログの保存場所・管理体制

「情報が外部に漏れないか」「どこに保存されているか」は、株主から問われる可能性がある項目。
事前に確認し、必要があれば説明できるようにしておきましょう。

成功事例5選|小さな工夫が、大きな満足につながった例

① IT系ベンチャー:事前リハーサルで配信トラブルゼロ

事前に貸会議室で全機材をセッティングしてリハーサルを実施。
Zoom、カメラ、マイクすべての動作確認を行い、配信トラブルなしで本番を迎えられた。

② 製造業:高齢の株主向けに紙と電話のダブルサポート

Zoomの操作ガイドを紙で送付、あわせて電話での接続練習も実施。
オンライン未経験者の株主も安心して参加できた。

③ 不動産業:録画配信で不参加株主もフォロー

リアルタイム参加が難しい株主のために、総会を録画し、限定公開リンクで後日配信。
議決に影響しない範囲で透明性を保ち、信頼感アップ。

④ 教育系スタートアップ:複数カメラで臨場感のある配信

スピーカー・資料投影・参加者全体を別々のカメラで撮影し、切り替えながら配信。
「臨場感があり、現地にいるようだった」と好評。

⑤ コンサル会社:スライドと台本で視覚的にも聞きやすい進行

資料は事前共有+当日は画面共有、さらに進行役が落ち着いたトーンで丁寧に解説。
「内容がすっと頭に入ってきた」との声多数。

トラブル例5選|“あるある”だからこそ、事前対策が必須!

① ZoomのURLを間違って通知 → 緊急連絡で大混乱

URLのコピペミスで、一部株主に違う会議室のリンクを送信。
メール送信前の「第三者チェック」が重要だと痛感。

② 音が出ない/マイクが故障 → 冒頭の5分で参加者離脱

USBマイクが本番直前に認識せず、開始時に混乱。
“予備マイク”の用意が必要だったと反省。

③ 回線が不安定 → 映像がフリーズし議決中断

Wi-Fiのみで配信を行った結果、途中で接続切断。
“有線LAN推奨”は今や必須と実感。

④ 発言者の声が聞き取りづらい → 内容理解が不十分に

マスク着用+遠距離での発言により、株主から「何を言っているのか分からなかった」と苦情。
ピンマイクや音量調整が重要。

⑤ チャットでの投票がごちゃごちゃ → 集計に30分超

議案ごとに「賛成/反対」をチャットに書く方式が混乱。
投票方法は“議案ごとにフォーム分け”など工夫が必要と学んだ。

まとめ:オンライン株主総会を成功させるために|“事前の工夫”と“丁寧な対応”がカギ

オンライン株主総会は、単に会場に集まらずに済む便利な手段…というだけではなく、株主との新しい信頼関係を築く場でもあります。
特に中小企業や小規模法人にとっては、「限られたリソースの中で、どう質の高い総会を実現するか」が問われます。

この記事で紹介したように、成功のためには以下のポイントが欠かせません:

  • 貸会議室など安定した配信環境の整備
  • 招集通知・資料のわかりやすさと事前サポート
  • 機材と通信のトラブル対策
  • わかりやすい司会進行と参加しやすい雰囲気づくり
  • セキュリティとプライバシーの管理
  • 議決・議事録処理の正確さと記録の保全

さらに、他社の成功例やトラブルから学ぶことで、自社の株主総会をより安心・快適なものに改善できます。

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