『今更聞けない!』Wi-Fiの速度や周波数などまとめ[例:みんなの貸会議室 名古屋栄店]
こんにちは。福岡の天神、博多、沖縄の那覇、名古屋など全国の貸し会議室・レンタルスペースを運営しているみんなの貸会議室です。
今回はみんなの貸会議室 名古屋栄店を例に、知ってるようで、意外と知らないWi-Fi基礎知識情報をご紹介します。
Wi-Fiとひとことで言っても、周波数や速度、回線のことなど色々とありますが、今回は、Wi-Fiを利用する方の目線で必要な情報だけを詳しくご紹介いたします。
そもそもWi-Fiってなに?
Wi-Fi(ワイファイ)とは、ケーブルなしで機器同士をネットワーク接続する「無線LAN」の規格のことです。
Wi-Fiによる無線接続を利用すれば、スマートフォン、タブレット、ゲーム機などLANケーブルが接続できない機器でも、無線でインターネットに接続できます。
また、Wi-Fiなら複数端末の同時接続も可能です。
以前からWi-Fiはありましたが、コロナ後にカフェ、コンビニ、飲食店などの各種店舗にWi-Fiは急激に普及して来ました。
コロナ後にお店や企業にWi-Fiが急激に普及した理由とは?
お店に急激なスピードでWi-Fiが普及したその背景は、特にコロナ後に、店側が利用する決済方法の変更、防犯カメラの設置、お客様がスマートフォンを利用する人が増加し、オンラインゲームや動画再生を利用する人が増加したことなどが挙げられます。
飲食店やアパレル店がわかりやすいかと思いますが、コロナの前にあった飲食店やアパレル店は、コロナ後に大量撤退、閉店をされているのを皆様もよく見かけると思います。
一部のユニクロやワークマンなどの日常衣料を中心の業態はコロナ中もコロナ後も、企業努力と需要がそれほど変わらなかったため、影響も少なく、成長した企業もあるほどです。
しかし、大部分のオシャレをするためのアパレルや、テイクアウトを中心としてなかったり、利用頻度が少ない飲食店はコロナ中はかなりの影響があり、倒産した企業や店舗、撤退した店舗、影響はあったがなんとか生き残った企業・店舗は大打撃を受けてしましました。
そして、大量の人員削減などリストラを敢行したことにより、コロナ後に需要が回復しても、今度は人件費高騰し、求人しても全然人が集まらない状態になりました。
その結果、せっかく店舗に行っても、オーダーしてもなかなか料理や飲み物が来なかったりした経験があるのでは無いでしょうか。
1.お店の決済方法の変更、防犯カメラの設置急増
そういった状況により、店舗や企業はオペレーションの見直しが必要になり、決済をキャッシュレスにしたり、事前決済可能な券売機を導入したり、テーブルオーダー、QRオーダーを採用した店舗・企業が急増しました。
また、それにより、生産性を上げ、少ない人員でオペレーションをまわすため、防犯カメラ設置が急増したのです。
そういった決済端末や防犯カメラを接続するために、Wi-Fiが必須となったということです。
2.Wi-Fiを利用するお客様の急増
コロナ中のステイホームで携帯などでWi-Fiを利用したyoutubeやnetflix、amazonprimeなどの動画サービスを見たり、オンラインゲームを利用する人が急激に増加しました。
そして、zoomやteams、googlemeetなどでオンラインセミナーや会議、面接などに利用する方が増えたこともあります。
社会の変化により、お客様が変化し、多くのお客様がWi-Fiを利用することになったのです。
こんなWi-Fiはイヤだ!(笑)
そうして普及が進むWi-Fiですが、繋がるだけで、Wi-Fiで困ることは日常茶飯事です。
実は、みんなの貸会議室を開業した2018年前後では、私がそれまでに利用した全国の貸会議室の半数以上の施設のWi-Fiは使いものにならないものでした。
現地で計測してみましたが、zoomでのセミナーや会議、研修などはおそらく出来ないレベルで、しかも有料だったのをよく覚えています・・・。
今は改善されて来たとは思いますが、まだまだといった声をお客様からお聞きすることが良くあります。
遅すぎて使えない・・・
カフェやコンビニ、飛行機、駅、ホテルのWi-Fi。
最近は、なんとか使える程度のWi-Fiも増えて来ましたが、場所によっては、カフェや飲食店などのWi-Fiはいまだに使えないものが多いです。
よく普通にQRやカード決済出来ているなと思うことが度々ありますが、後ほど解説する周波数とWi-Fiルーターの問題であることが多いです。
飛行機、駅などではいまだにまともに使えたことはありません・・・。
アプリや楽曲ダウンロード、OSのバージョンアップは必ずWi-Fiで!
スマートフォンやタブレット、パソコンなどで急に新しい曲を聴きたくなったりしますよね。
また、アプリゲームをしていたり、zoomを開始しようとしたらいきなりアプリのバージョンアップや、パソコンやっスマートフォン、タブレットのOSバージョンアップが必要になったりしますよね。
こういった事態になった時、それぞれの端末の通信でも可能ですが、それぞれ大量の通信パケットが必要になります。
よって、Wi-Fiが必要になるのですが、速度が遅いとなかなか進みません。
それでも必要で、デバイスの通信で度々やると、通信契約にもよりますが、すぐに低速でしか利用できなくなりますのでご注意を。
重要:意外と知らないWi-Fiの周波数と速度とは?
Wi-Fiには、2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯があります。
それぞれの帯域には特性があり、周波数を変更することでつながりにくさを改善できます。
それでは、2.4GHzと5GHzの特徴を解説いたします。
2.4GHz
2.4GHz帯は、Wi-Fiが誕生した当初に導入された通信規格のため、Wi-Fiに対応した機器のほとんどが2.4GHzに対応しています。
障害物があっても電波が回り込みやすいため、障害物が多い環境でも、比較的安定して通信が可能です。
また、5GHz帯に比べて、電波が遠くまで届きます。
5GHz
一方、5GHz帯は、電波干渉が回避しやすいのが特徴です。
Wi-Fi専用の電波であるため、電子レンジやBluetooth製品と電波が干渉することなく、安定的に通信を行うことができます。
また、無線ルーターの製品説明には、最大転送速度が表示されていますが、ほとんどの場合で「5GHz」の速度が速くなっています。
どれくらいのWi-Fi速度があれば快適なの?
Wi-Fiの速度は、「bps(ビーピーエス)」の単位で表され、1秒あたりに転送されるデータの量になります。
また、「bps」は「bit per second」の略になります。
そして、データの量は「bit(ビット)」で示されます。
bpsの単位としては、1000倍の単位である「kbps(キロビーピーエス)」、100万倍の単位である「Mbps(メガビーピーエス)」、10億倍の単位である「Gbps(ギガビーピーエス)」の単位があります。
Wi-Fiルーターや回線の速度を表す際は「Mbps」が使用され、速度が大きいほど送受信できるデータ量が大きく、快適な環境であることを示します。
それでは、いったいどれくらいのWi-Fi速度が必要なのでしょうか。
用途別:Wi-Fi速度の目安
なにに使うかで、Wi-Fiの速度も変わりますが、ここではダウンロードを目安をお伝えします。
1Mbps程度:テキスト送受信程度は可能で、web閲覧(ブラウジング)にも支障をきたす場合があり、ほとんど使いものになりません。
10Mbps程度:web閲覧可能、標準画質の動画再生可能ですが、高画質動画は支障をきたす場合があります。
30Mbps程度:高画質動画再生可能、オンラインゲームや大容量データ受信であれば、100Mbpsが理想です。
アップロードよりダウンロードが大事です!
アップロードとダウンロードとよく言われますが、ここが重要です。
データの送受信には方向があり、スマートフォンなどのデバイスからインターネットへの方向を「アップロード(上り)」、インターネットから端末への方向は「ダウンロード(下り)」と表現します。
メールやSNSでメッセージを送信するような場合は、「アップロード」の通信に該当し、ブラウザーでウェブサイトを閲覧するような場合は、「ダウンロード」の通信に該当します。
zoomなどのWeb会議のように、「アップロード」と「ダウンロード」の両方の通信を利用する場合もあります。
「上り」と「下り」の速度は、同じ環境でも異なる数字として表れます。
よって、速度目安を考える場合、通常はインターネット利用は「ダウンロード」の速度を指標にして考えます。
ルーターはケチってはダメ!絶対!(笑)
せっかく光Wi-Fiなどの高速通信があってもお部屋全体にWi-Fiを満遍なく利用できるようにするには、ルーター、広かったり、複数のお部屋に分かれる場合は、アクセスポイントの設置が必要です。
そして、施設を運営する方達にはご理解頂きたいですが、安くて、古いルーターやアクセスポイントは絶対NGです。
無料でも、Wi-Fiがありますとお客様にお伝えしてしまった場合、ちゃんと利用できないと評判を落とすだけです。
それなら、無い方がまだマシだと思います。
まとめ:みんなの貸会議室 名古屋栄店のWi-Fi速度を測ったみた!
愛知県名古屋の栄にあるみんなの貸会議室 名古屋栄店でWi-Fi速度を部屋ごとに計測してみました。
こちらでは、ワンフロア独占回線を引いており、各部屋にアクセスポイントを設置し、どの部屋のどこで利用しても、同じような通信環境になるようにしております。
結果は、どの部屋でもダウンロードで70Mbps以下のお部屋はありませんでした。
利用時間や利用状況にもよりますが、zoomやgooglemeet、teamsなどを利用した会議やセミナー、研修などで支障があるようなことは限りなく少ないと思います。
詳細はこちらの記事を参照ください。
名古屋でレンタルスペース、貸し会議室をお探しならみんなの貸会議室へ
最後に、私たちみんなの貸会議室をご紹介させてください。
今回は名古屋の特集でしたので、愛知県名古屋市の栄にあるみんなの貸会議室 名古屋栄店をご紹介します。
名古屋栄店には、様々な用途に合わせて使えるように、人数に合わせて選べる6人〜72人の7部屋の貸し会議室をご用意しております。
営業時間は8時から25時まで年中無休で営業しております。
アクセスは、中部国際空港(セントレア)から名古屋駅までは、名鉄特急ミュースカイで28分、
名古屋駅から地下鉄東山線、鶴舞線で一駅、3分で『伏見駅』に到着、4番出口から徒歩1分です。
ぜひご利用用途・内容と合わせて、お気軽にご相談ください。
みんなの貸会議室は福岡の博多、天神、沖縄の那覇市、名古屋など全国の主要駅すぐの貸し会議室・レンタルスペースです。
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